会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう①

●会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう①

 

会計には大きく分けて「財務会計」と「管理会計」の2つがあります。こちらを簡単に説明すると、

 

「財務会計」とは、金融機関など社外の利害関係者に報告等をするための会計

 

「管理会計」とは、会社の経営に役立てるための会計

 

となります。

 

「財務会計」は金融機関など社外の利害関係者に報告のほか、税金の計算などにも利用されたりするため、法律や会計基準などに基づいて行われます会計基準に基づいて作成されているのが決算書にある「財務諸表(貸借対照表や損益計算書など)」がありますね。つまり「財務会計」では、これらは社外の利害関係者向けの情報メイン(もちろん会社の経営にとって大切な情報も記載されてます)で記載されていることになります。

 

一方、「管理会計」は会社に役立てる会計、つまり、会社内部(の経営者など)に向けた会計となります。そのため「管理会計」では、「財務諸表」では読み取れない欲しい情報が得るために加工して、今後の会社の経営に役立て会社の将来(未来)向けてどうしていくかを判断するために指標などになっていきます。

 

ちなみに、「財務会計」を「過去会計」「管理会計」を「未来会計」と言ったりします。

 

「未来(管理会計)」を見るためには「過去(財務会計)」の情報がである「財務諸表」が必要になります。未来への舵取りを間違えないようにするために、まずはしっかりとした「財務諸表」を作成しましょう。

 

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