会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう⑦
「会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう⑥」では、変動損益計算書を作成から見えてくる問題の解決について説明をしましたね。
「会社の経営に役立つ「管理会計」をしよう⑦」では、変動損益計算書から見えてくる指標の「損益分岐点」と「損益分岐点売上高」について説明します。
●変動損益から見ててくる指標を確認しよう!~損益分岐点~
・「損益分岐点」と「損益分岐点売上高」
「損益分岐点」とは、損益がトントン、つまり、経常利益がゼロになる点をいいます。ちなみに経常利益がゼロ円になる時の売上高を「損益分岐点売上高」といいます。
「損益分岐点売上高」は下記の計算式で算出します。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率(限界利益※ ÷ 売上高)
※限界利益 = 売上高 - 変動費
つまり、この「損益分岐点売上高」がわかることにより、どのくらい売上高があれば、固定費まで賄えるのかがわかります。
また、「いくらの(経常)利益を出そう!」など売上高や利益の目標設定の目安にもなります。
目標設定を行い、目標達成や目標不達成となった要因を分析することにより次の目標に生かすことができますよ。
※当ブログ上の情報は記事作成時の法令などに基づいて作成しております。また、税法の改正や個々の事情により掲載の内容と異なる場合があります。当ブログおよびその内容に関し如何なる保証もいたしませんのでご了承ください。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
お気軽にご相談下さい。
公認会計士・税理士 権田 俊枝
〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階
tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*