会計情報は、社内の”腸内フローラ”!?
ある分析では、会社の”健康診断” というように、会社の財務内容などをまるで ひとりの人間のように見立てて、
病気(になりかけているの)か、健康か、という見方をする方法がありますね。
人間のからだでいえば、大きな病気、というわけでなくても、
便秘や下痢 、肩こり、腰痛など・・・
こういった日常の症状は、意外と
腸内環境の悪さが影響していることもあるようです(-_-;)。
慢性的な病気は、じつは腸内環境が影響している。。。
健康に気遣う方(とくに女性)ならば、すぐに納得がいくお話ですが、
たとえば、経営で、なんとなく状況がうまくいっていない、なにかがヘン・・・!?!?
という場合、つぶさに会計情報を観ていると、その理由がひっそりと数字に現れている・・・ということがあります。
この、会社の”内なるバイタルチェック”をする経営者は多くはありません。
でも、タイムリーでちゃんと正しい会計データには、じつは多くの”インフォーマルな情報が横たわって”います。
・・・でも、これだけは、我われ、”外部の”会計人ではなかなか読み取れない情報なのです(-_-;)。
だから、ここは 社長さんの”洞察力”が必要なのです!
ある社長さんは、
会計情報をつぶさにチェックしていたところ、最近、人件費が増えていることに気づき、
細かく調べてみたら、残業代の増加が判明。
とくに繁忙期でもないのに、なぜ??
と疑問に思い、社内を観察していたら なんとひそかにある派閥ができていた、そうなのです。
これは、社風や、社員のモチベーションに大きくかかわる、インフォーマルで重大な情報ですね。
数字はたしかに過去の現象、結果に違いありませんが、
潜在的に重要な注意情報を発していることがあります。
・・・だから、されど、会計なのですゾ(^^)/。
まさに、コックピットの計器ですね!!
さて、話を戻し。。
腸内環境は 人間の精神状態にも深い関係にあり 腸内環境が悪いと 精神的にも安定しないそう・・・。
なんだか最近、精神的に落ち着かない・・・、
・・・のは、自社の会計がちゃんとしていないから・・・!?
かも、しれませんよ~。
よ~く点検してみてください。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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