１月も今日を含めて,残り２日で２月になりますね。

そうなると仕事上、所得税などの確定申告の季節だなと感じます。

それと同時に、天気の方で大雪が降らないか、かなり心配になります。

数年前に２月に２週続けて大雪が降った時は、とても大変でしたね。

 

今年は、大雪が降らないことを祈っております。

 

それでは、今日も張り切っていきましょう。

 

「所得税の確定申告のあれこれ④」では、「住宅借入金特別控除(住宅ローン控除)(個人が住宅を新築又は建築後使用されたことのない住宅を取得した場合)」の「控除を初めて受ける年分」について説明しました。

 

今回の「所得税の確定申告のあれこれ⑤」では、例題を使って、控除に必要な書類は何なのか説明します。

 

●控除に必要な書類

 

〈例題〉

給与所得者なのですが、今年はふるさと納税を１０件行いました。そこで、確定申告のための必要書類を教えてください。また、その他に所得から控除できるものについても教えてください。

 

〈回答〉

寄付金控除(ふるさと納税)や住宅ローン控除など各控除の種類、必要書類は以下のようなものがあります。

 

１．社会保険料控除

「①国民年金保険料控除証明書」　「②国民年金基金控除証明書」　「③国民健康保険の領収書や納付書」

 

２．生命保険料控除

「①生命保険料控除証明書」

 

３．地震保険料控除

「①地震保険料控除証明書」　「②旧長期損害保険料控除証明書」

 

４．小規模企業共済等掛金控除

「①小規模企業共済掛金等掛金控除証明書」

 

５．寄付金控除(ふるさと納税等)

「①寄付金やふるさと納税の領収書・証明書等」

 

６．災害、盗難などによる雑損控除

「①罹災証明書」　「②盗難証明書」　「③災害の後片付け費用などの領収書」　「保険金などで補填される金額のわかる資料」

 

 

「１．社会保険料控除」「２．生命保険料控除」「３．地震保険料控除」については、年末調整で適用を受けている場合には不要です。

 

この他にも確定申告に必要な書類がある場合がございますので、確定申告の準備は早めに行っておきましょう。

 

 

 

 

 

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