「最強の経営計画」(その4)~”歴史や古典から学ぶ”
先週末は、多少天候は崩れたりしていますが、桜満開で日本中が沸き立っていましたね。
下の写真は、荒川の土手にある、 『熊谷桜堤』です。
自宅よりほど近いので、毎年、楽しんでいます。
特徴は、500本の桜の木と、菜の花の黄色とのコントラスト、そしてお花見で盛り上がる人々のブルーシートという三色の盛り合わせ(笑)。
←こちらの写真は、熊谷市HPより
3日の日曜日は晴れ間が出ていたこともあり、鮮やかな写真が撮れました。
↓
(できるだけ”人”は省いた写真です(^.^))
さて、今日も最強の経営計画のつづきです。
・歴史や古典から学ぶ
現状が行き詰ってしまい、なかなか未来が描けない・・・というような状況を打開するにはどうしたら良いのでしょうか?
この答えのひとつに、歴史や古典から学ぶという方法があります。
書かれている人物や背景はとても古いのですが、そこには時代を超えた普遍的・本質的なものがあると思います。また、将来、国際経営が主流となっていく時代の背景を考えても、特に中国古典など、いわゆる‘外国人’の発想や考え方を学ぶ意義はとっても大きいのでは、と思います。
『戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり。(謀攻編)』
・・・孫子は“戦わずに勝つ”のが最高にすぐれた方法であると説いています。
(「戦略」という言葉も、戦いを省略する、ということですし・・・。)
企業間での競争を戦争に例えれば、中小企業における“戦わずして勝つ”とは、つまり、”価格競争をしない”という意味になります。
すなわち、自社独自の商品やサービスを開発したり、新たな需要を創造するなどして、戦わずに自社の収益を伸ばせるように努力をすることです。
現在では価格競争は中小企業だけではなく、たとえ大企業であっても体力を消耗し、その業界全体を危うくする傾向さえあります。
「戦わずして勝つ」ということは、つまりは『計画段階』で勝つということ。
経営計画書にぜひ「自社にしかできないことをやる!」と宣言し、たとえ困難な状況下であってもその方法を(潜在意識に透徹するまで)絶えず模索し続けていきましょう。
そのために、まずは自社の強みを深く掘り下げることから始めてみましょう。
だから、私たちは「対話」を重視してしっかりとお話をお聴きします。
そんな当事務所の取り組みは、こちらでチェック!
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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