「デザイン思考」から「アート思考」への自由の獲得!!
こちらのブログでも、数年前に たびたび登場していた「デザイン思考」。
そのワークショップでは、
実際に、”ペルソナ”を設定し、フレームワークを使って
関与先様に、アイデアを抽出していただきました。
「デザイン思考」の本質は、顧客の潜在的なニーズや要望を掘り出して、その問題を解決することにあります。
今になって考えてみると、
2018年に大学の公開講座で受講した「芸術思考」は、
「デザイン思考」と似てるようで実は全く本質を異にしているのか、と今更ながらちょっと実感してきました。
芸術(あるいはアート)思考は、アーティストのように自由な発想で
やりたいことに取り組む手法であり、
顧客側からの発想ではなく、自己が自分自身と深く向き合い、真にやりたいこと
すなわち、自分の奥底に持っている価値観のようなものを、
あたかも深海から地上に引き上げるような作業といえます。
なので、顧客中心 → 自己中心 へと軸が移り、
ある意味、自分自身の解放という ”自由の獲得” となります!
最近、こうしたアート思考は、大企業を中心に 仕組みとして導入しているようです。
マインドフルネスもこうした「アート思考」の一環なのですね。
上記のように私も、授業で「アート思考」を体験してみましたが、
そこ炙り出されてきた私の使命感なる価値観も、
この先、どう活かしたり、行動に移したらよいのだろう・・・
と正直、受講後は ?(ハテナマーク)がついていました。
しかし、いつかどこかのタイミングで、その使命は奥深い海上から、
行動指針となり 思考の中心軸になって
実践される時がくるのだろうと思います。
企業研修や社内の仕組みとしての導入だと、
どこか義務感や緊張があって、うまく引き出されないかもしれません。
また、すぐに事業化させようとする焦りも禁物。。
この場合は、ワーケーションの時間のひとコマとして、
気分がノッてきたら瞑想のように「アート思考」を始めてみるという
タイミングがベストだと思います。