『欲しい』のデザインの背後にある「物語」
たとえば、誕生日などのお祝いで、何は欲しい?と聞かれて、
「〇〇〇がほしいーー!」とはっきり答えられたのは、まだ、10代くまらいまでの年頃だったかもしれない。
特に欲しいものがなくても、ちゃーんと豊かに生きていける時代。
”高級なんとか” ということばを発するのが、逆に恥ずかしくなっちゃうご時世ですね(^_^;)。
だから、世の中の『欲しい』を創っていく役目を負うビジネスパーソンはさぞアタマが痛い、のデス。
でも、ここのキモをちゃんと掴めれば、それなりに成功できるポイントでもありますよね!
ひとつは、あえての 『不便さ』 。
インバウンドが増えて、以前とは変わりましたが、
お寺の入場の申し込みも(往復)ハガキのみ、とかありました^^。
今では、ネットで簡単に申し込みできるようになったと思いますが、
簡単には手に入らない、高嶺の”萌え”の演出も大事かも、と。
『欲しい』のデザインのコツは、
「今だけ」
「ここだけ」
「あなただけ」
の演出だそう。
もっとも、「あなただけ」のオーダーメイド あるいは カスタマイズ の際は
数字をもって、「あなただけ」を示すと納得性がでますね!
30種類あるうちの「あなただけ」の処方
とするより、
100種類 いや、組み合わせで1000種類以上のパターンからセレクト!
とするほうが、『欲しい!』を引き出しやすいのでしょうね。
通信販売でも、〇〇年待ち、という超究極グルメとかのお取り寄せ
などが話題になりますが、
ここは、『忍耐力』と『欲しい』感情の一騎打ちになりますので、
私の場合、ウン十年待つのは、もう、ムリ(-_-;)。
到着まで3週間、くらいが限界かな(;_;)。
でも、待つことで(つまり、その商品を買うことで)、誰かを応援している、という背景が
あったりすると、待つ間も、どこか幸せ感をかんじる自分がいたりすることもあるので、
ケースバイケースなのでしょうね。。
「モノ」を買うという背景に、暖かな「物語」を感じて じんわりとした幸せを感じる。
こんな”お買いもの”のあり方が、いま、一番求められているのかもしれません。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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