これからは、顧客が感じる”時間感”にご注意。

時は金なり。

を通り越して、

まさに 時は命なり。。

 

最近の消費者、顧客のクレームの対象は、「時間」。

私の(オレの)大事な時間を返せっ!

というクレームがぐんと増えてきている、とのこと。

 

今までは、誠意をみせろ、とか、お金返せ~、というクレームが中心だったけど、

現代人は、時間をムダに過ご”させられる”のが、最もストレスを感じる要素になったのだそう。。

 

たとえば病院や薬局の待ち時間など。

 

飲食店の行列に並ぶか並ばないかは 自分たちの意思で決められるが、

自分の意思で決められない、ただひたすらの待ち時間はやっぱり、キツイ・・ですからねぇ(>_<)。

 

小売業を中心に、スマートフォンを利用して、あらかじめ買いたいものを

予約や注文、お取り置きなどができるサービスも広がりました。

 

だから、コントロールできない”待ち”を最小限にしてくれる業態やお店が今後、流行しそうですね。

 

たしかに、「時間」はお金と違って、増やしたりすることはできません。

自分たちが生まれたときから、ひたすら「消費」されるだけの「時間」。

 

なので、時間をどう有効に使おうか、を真剣に考えて知恵を出すって必要なことだと思います。

 

だけど、”待つこと”のガマンができなくなったというわがままのほうが強く出てしまうのは

よくないですね。

 

ともあれ、ビジネス全般にいえることは、

顧客が負担に感じる、”時間感” という感覚を、

今以上に意識して仕事をすることが必要になったのかなと感じます。

 

商品やサービス力がズバ抜けて高品質であっても、

顧客は「時間」という”価値尺度”で評価したときに、その点が低いと

全体点が下がってしまうことを念頭におくことは必要ですね。

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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