経営の成功の如何は ”経営力” によるのは”自明の理”ではあるのですが、その ”経営力” は、いわば経営者個人の資質そのものでもあります。

 

経営には、道理や哲学があって、それらを含めた　”発展・成功のひな型”　のようなものを見つければ　結構、経営ってラクなのかも～、と考えたりしますよね？

 

『成功する経営者の 共通項は〇〇〇！』　というテーマがよくあったりするのですが、

 

経営者個人それぞれが、実は、さまざまに個性あふれる能力があって、それを独自に伸ばしていけば　それも面白いのではないかな～、とワタシ的には 感じたりします^^。

 

ハーバード大学の認知心理学者のハワード・ガードナー博士は、 「多重知能理論」という理論を提唱していて、

 それは、 「人間には８つの知能領域があり、それは、音楽・身体運動・理論数学・言語・空間・対人・内省・博物に分類される」と説いています。

 

そして、この８つの領域の知能はすべての人に存在しているそう　なのです。

 

 ここで、興味深いのは、この８つの領域には、 『芸術』というカテゴリーがないこと　です。

 

なぜなら、 『芸術』は８つの領域すべての能力に関連していて、それぞれの知能を活性化させたり、深めたりするという特性を持っている のだそうです。

さらには、８つの領域の能力を統合や横断させたりする魅力的な役割を持っています。

 

つまり、誰でも８つの能力のうち、かならずいくつかは持っていて、そこに『芸術』が存在しているとすれば、

 

自分の能力を知れば、それを活かした、オリジナリティのある、面白いビジネス展開もできる、ということですね！

 

そう考えると、”経営は必ず〇〇〇でなくてはならない”、なーんて 極端な硬直的な考えはおおげさだとしても、とらわれていた常識や思い込みから解放されて、視野が広がって面白いかも、と思いました。

 

 つまり、誰もが芸術家な、わけです(^^)/。

 

その”芸術性”を経営に活かせたら　ユニークで とても楽しいし、人生が充実すると思いませんか？

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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