前線に立つ者が持つ”キレ感”を失わぬよう・・・
「 率先垂範する」という「京セラのフィロソフィ」がありますが、その意味を まとめると
リーダーは、自ら最前線で、社員の先頭を切って仕事(行動)をせよ、前線から逃げない勇気と信念をもて、ということです。
会社としての体裁を整え、組織になってくると リーダーはもちろん 前線で戦っているだけでは勝てず、全体を俯瞰できるようなポジションにいる必要もあります。
しかし、それはつい(人間としての心理で)楽をするための言い訳にもなりえてしまうという危うさも秘めているから、やはりリーダーは先陣をきって戦うことが必要だ、という考えです。
最前線に立つ者の特権、といえば、それは現場で生まれる、通常は”見えざる変化”を直接、敏感にキャッチできることだと思います。
常に危機感と目的意識を備えているリーダーであれば、めまぐるしい環境下で、そこに みずからの成長や向上の機会をとらえることができます。
人と直接、対話相手することを業務とする、特にコンサルティングの(に近い)仕事をしている人と接していると 特に顕著に感触として分かってしまいます。
最前線にいる人なのか、それとも、普段はバックヤードにいる人なのか・・・ということが。。。
やはり、バックヤードのいると どこか ”キレ感”は失われてしまうものです。
そうなると、今の時代を生きる”感覚そのもの”が、まるで筋肉のように鍛えておく必要があるということですね。
怠けると、すぐに弱っちゃう・・・のね (>_<)。
とくに いま、AIを絡めたITの分野では かつてない速いスピードで技術が進化しています。
一か月に知った情報が、もう どこか古くなっている・・・という状態です。
ただ、最新情報を知るだけ、身に着けるだけでもダメで、自分自身に確たる信念や軸は大切なのですが、
バックヤードで全体を見渡しているつもりでいても、どこか なにかが 古びてしまい、カンジンなところで進化が止まってしまっている組織にならないように リーダーはじゅうぶん、注意しなくては、ですね。
リーダーは、とにかく 前に後ろに、右に左に、と絶えず移動をしながら、遠くと近くを観る生き物でないと、イマどきは務まらないのかもしれません。
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