決算書は、”経営者の思念”を実直に映し出す。
『(会計の専門家になって、)数字を長~い期間見続けていると、数字って自然と読めてくるの?』
という質問を受けることも時々、あるかなぁ。
そんなときは、『もちろん、そうです!』と答える。
この、数字が読めるっていう感覚は、少し”不思議”な面もあります。
それは、決算書を見ると、その会社の”経営者の性格”まで分かってしまう、というところ。
まぁ、性格というより、 ”思考習慣”や”思念” とでもいうべきものでしょうか。
その経営者は、 ”何に価値を置いてて、何を重視しているのか?”
が見立てられるのであれば、それはそれで、決算書は結構、面白いドラマ(歴史)が見えるツール、なのですが、
いったい、何を考えているのかさっぱりわからない、という
コワーイ!決算書にも過去に遭遇したことがあります。
その決算書には、ひとつ 通った”軸”のようなものがまったく見当たらない。
”迷い” すらもない。
まぁ、(経営者)本人は迷っているのでしょうが、決算書は、ただただ、「真実」を突っ走っているのみ。
その決算書を目にし、その後、””なんとかしなくてはならない””状況にあった私たちは、
修正を施す処理&今後の対策に追われるうちに、従事していたメンバーは、自律神経が傷んでしまったのです。
疲労困憊で ことばと行動 がもう、バラバラ。。。
だから、”不思議”(^_^;)。
自律神経がやられた~、なーんてたいていは、直接、意識することはできないのでしょうが、
その時は 明瞭に(自律神経がやられた、と)実感できたのでした。
・・・なので、自律神経失調を誘いそうな!?決算書にはおのずと抗体ができてしまった私たち。
そして、その後、より敏感に 数字を読めてくるようになってしまった。
決算書とは、”経営者の思念”をよくもまぁ、しっかり反映したもんだ と当時、体感したのでありました。
(そんなときは、疲れを癒すため早めに休みましょう♪)
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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