経営に”意志”を込める~アメーバ経営の勉強会より
先週末、盛和塾東京で、「アメーバ経営1day勉強会」に出席し、1日お勉強してきました~。
ここでは、アメーバ経営の、ごく教科書的な説明はぜ~んぶ抜きにして、また、レクチャーのうちのほんの一部ですが、
気づいた点を挙げてみますね(^^)/。
アメーバ経営管理のゴールは、経営や実績の「見える化」ではなくて、 「社員の意識・行動を変える」こと。
つまり、 「社風」を変えること、です。
その行動や意識はどこにフォーカスされているのか、というと、
自分自身がマーケットにもたらすことができる価値は何か?、また、どれだけの価値なのか?
という意識。これを判断軸(=経営者としての軸)におくということ。
来年、3年度、5年後、どうする?どう考える?
どうしたい? を常に考える。
(アメーバ)リーダーがそれを一番!に考えている、という状態になっていないといけません。。。
これは経営者だけでなく、社員みんなが”自然と真剣に”考えているという状態です。
また、社内のリソースを蓄積していくという視点も大事です。
目先が細っていく意思決定は、仮に”いま”がベターであっても、しない。
長期的に見て、これは、会社の未来にとって 良かれ!という判断をする。
また、新たな視点を持つことができたのが、
PCとNPCの概念。
PCとは、プロフィットセンターのことで、自ら、市場で価値を提供して、稼ぎを得られる立場(部署)。
つまり、 ”価値創造” できるセンターをいいます。
NPCは、その逆で、自らが価値を市場で獲得できない、間接的な管理部門ですね。
例えば、時間軸が通常と異なっていても、研究開発部門などは、将来、大きな利益(価値)を市場に提供できる潜在的な力をもっていますので、PCなのです。
そして 特徴として、 ”人”を中心とした採算システムだということ。
従来では、 ”モノ(製品)やサービス(業務)”を中心とした管理システム(標準原価計算制度など)とは大きく異なる考え方です!
NPCをPCと捉え直す、という発想も驚きでした。
一見、利益を生まない部署であっても、工夫しだいで、価値を生みだす部署へ変貌させることもできます。
まさに、新しいビジネスモデルを創出する、ということですね!!
そして、マスタープランなどの予定値と実際値との差異分析。
その分析は、究極的に「自責」になるまで、原因を追求するという姿勢が大事!
これは、モノゴトの根本的、というか、まさに、生きる智慧ですね。
他者や環境など、うまくいかなかった原因を自分の”そと”に求める、という思考習慣。
そうではなく、 「自分の責任」となるまで原因を深く昇華させる、つぎに生かす、という考え方で、
とっても重要だと思いました。
まだまだ、たくさんの重要なことを学びました(あとはコメントは省略します)。
すぐに、始めたい実践事項は、
・リーダーが明確なビジョンをもつ。
・現在時点でのリソースを客観的に洗い出す。
・市場はどんな価値を求めているか、すでにできていること、そして、これからの課題。
まだまだたくさんの課題&取り組みたいことあり!
細か~く整理し、自社(自分の事務所)を分析します!
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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