”褒め&自慢”による心身リラックスがもたらすもの

だいぶ前に掲載されていた新聞なのですが、

あるお菓子を売る店舗で社員たちの接客ぶりを確認するためにカメラを設置し、

社員の改善点を指摘する取り組みをしたところ

売上が落ちてしまった という記事がありました。

しかし、今度は、同じカメラにて  接客時に徹底的に社員のよいところを確認し、

褒める取り組みをしたら

今度は業績が急上昇した とのこと。

 

4月に掲載されていた東京エレクトロン元社長の『私の履歴書』で、

「自慢の会」(自社の社員を褒める会)を開催していた事業所では 業績がとびぬけて良いという文章を目にして、その記事を思い出しました。

 

誰でも、自分の欠点は意識しなくても どんどん目に入ってきてしまうもの。

部下の社員を束ねるリーダーたちも、自分自身の弱さをどこか感じながら

業績向上のために、部下たちを懸命に管理していかなければいけません。

 

弱さや欠点に一度フォーカスしてしまうと、

どうしても心身が緊張して どこか自分の”自然らしさ” のようなものを忘れてしまいがち。

 

それを敢えてシャットダウンし、

良いところ、強いところ に強制的にフォーカスすることで

(管理されている)部下たちも、彼らを束ねる上司たちも、

心身がゆるりとリラックスして

本来の自分らしさが出せるのでしょう。。

 

特別のスキル修練などがなくても

自分に自信を持てる気づきを得るだけで

結果がきちんと出せるのだから

これは本当にステキなことです!