誰もが「自分」株式会社を経営するということ
先が見えない不安な中、なぜか、外の空気はキレイに澄んでいて 天候の良い日は不要不急の外出をつい、してしまいそう。。
事態が収束したら、あれもしたい、これもしたい、とお正月を待つ子どものように指を折る私です。
さて、自宅待機など、在宅で過ごす社会人も多いなか、そんな人たちに 「自分」株式会社 という考え方を伝える新聞記事がありました。
一人ひとりが「自分」株式会社の最高経営責任者(CEO)兼最高財務責任者(CFO)といったトップであり、
同時に業務執行権をもった役員でもあり、社員でもあるわけです。
個人事業と概念は似ていますね!
しかし、「自分」株式会社の場合、その責任や権利の幅は大きく、まるっとその全部を引き受けるというかんじ。
「自分」株式会社に込められた意味は、100年人生といわれる一生を生きるなかで、
その生涯を過ごすために長い視野を持ち、経済的にも精神的にも自立して生きることの大切さ、を説いています。
記事には、
コロナウィルスのパンデミックが去ったあと、世界経済も個人の価値観も大きく変質しているだろう と推測します。
コロナが拡散したのは誰のせいか、追及しても仕方ありませんが、
「休業させられるなら、補償を。」
は、たしかに(補償することは)必要なことなのですが、
休業をさせた行政がすべて責任をとれ、とも取れる考え方は、若干、「自分」株式会社の発想から外れるのかもしれません。
だって、内から外から起こることも、まるっとすべてを引き受けるのだから。。
(自分)株式会社であれば、
将来何が起こるかわからない”万が一”のリスクを覚悟しながら日々経営を行う、という意気込みが自然と養われていきます。
ましてや、天災の頻発など、予測できないことだらけのなかで、私たちは生活し、「自分」株式会社を経営しているわけですね。
そんな環境のなか、どうマネジメントしてこう、と普段から考えることはかなり必要ですね!
企業に守られている社員も、個人で商売をしている事業者も、株式を発行していない「自分」株式会社の社長さんであると自覚したとき、
視野が一段上がって、モノゴトを客観的に見たり、また、経営者になるための専門書を慌てて読み始めりする、
な~んてふうに、自立感が養われる期間として、
自粛時間を過ごしたいものですね!
記事には、最後にこうもいっています。
「自分」株式会社には、当然、運営資金が必要です。
「その資産を増やすには、人的資本に投資を続けながら、リスクをコントロールし、お金を賢く増やしていくことが必要だ。」と。
お金の運用も、人生の運用も、すべて自己責任でオペレーションする必要性はこの契機にますます高まるのではないでしょうか?