集団心理を突破する!?強い女性の登用が必要??
企業統治(コーポレートガバナンス)に関するテーマで、 「リーマン・シスターズ仮説」という、シャレにも似たちょっと面白い考え方を知りました。
それは、「取締役会など経営層への女性登用が増えれば組織が多様になり、短期的な集団思考に陥るリスクが低下する」という考え方なのだそうです。
「もしも、仮に・・・」の思考は、コトが起きてしまったあとでは、ナンセンスではあるけれど、
そこに反省や改善点が見いだせれば、それはそれでなんらかの収穫があった、とも考えることはできますね。。
じゃあ、実際に、女性登用が増えれば、企業不正や破たんが防げるのか?というと、それは少し疑問でもあります。
なぜなら、 「集団思考の心理」 は、とくに性別や、また、国籍そして年代に関係なく起こるからです。
女性登用が有効なのは、
これまでイレギュラーだった”珍しい”人であるがゆえに、これまでの見えない”しがらみ”がないこと。
そして・・・
これも目に見えないことでありますが、一種の”軸”のような、やや独自性をもった、”貫き”を堂々と主張できる人であること。。
集団心理をブチ壊せる!?(本人自身は気づかないけど)、そういった”勢い”がある女性の登用がよいのかもしれません。
しかし、その”彼女”を迎える重鎮の取締役さん方は、気が休まらない 日々を過ごすことでしょう。
また、そういった取締役会も、多様性をもたせる必要性として、女性登用以外にも、外国人や様々な世代をバランスよく構成させるべき、といった声も上がっています。
「こうであるべき。だって、今までは ずっとこうやってきたんだから・・・」
という 容易な ”判断慣習”だけは、もうナンセンスになってきた ということですね!
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