”顧客志向”経営にも じつは落とし穴があった!?

日経新聞の「経済教室」に、『顧客志向』についてのとても示唆に富んだ、興味深い記事を見つけました。

 

『顧客志向』は、もはや 独特の経営用語でもなく、ビジネスだけの世界でもなく、

なにかをクリエートする人すべてに共通して身につけるべき「感受能力」といってもいいかもしれません。

 

製品開発などで、顧客ニーズを発掘する手法がいくつか調査結果として挙げられており、

そのひとつに、 「潜在的な顧客の要望の掘り起し」 という方法がありましたが、

 

 

ポイントは、リアルな顧客のニーズへの感受性を高めるため、

顧客をよーーーーく観察する以外はないのではないか、と考えます。

 

 

顧客は、〇〇〇してほしいと考えているに違いない!という思い込みだけで 、つい私たちは日常をやりすごしちゃっていますね!

 

『観て察する』

この”洞察意識”を鍛えねば、と考えています。

 

 

一方、 『顧客志向』に ”陥る”弊害 も、経済教室では、説いています。

 

 

 えっ??、『顧客志向』の組織をつくること、企業文化をつくることになにか問題や欠点もあるの・・・?

と思いますよね。

 

 

・・・それは、『顧客志向』といっても、 ”現在の顧客”に限定してしまう、 というもの。

 

たしかに、”現在の顧客”の需要だけに固執すると、自社の事業の定義はおのずと限定されてしますね!

 

また、固執していたら、いつの間にか ITをはじめ、AIの急速な台頭で、事業そのものが代替されてしまう危険性だってあります。

 

どんなビジネスでも賞味期限がある。

 

その危機意識も同時に社内に発しつつ、顧客志向のイノベーションを起こす活動を継続することが大事ではないか、ということですね!

 

私も、なるほど、と大事なことに気づきました。

 

 

 

 

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