「他者の成功事例」と”自己の課題”の発見と克服

 とくに経営学など、(受験)勉強をしたときに必ずといっていいほど、挙げられるのが ”ケーススタディ” とくに、人や企業の成功事例です。

 これは、たとえば 起業を考える人が、起業するための講座などを受けても、そこで”私の成功物語”的なレクチャーもカリキュラムにはあるのではないでしょうか?

 

他者(他社)の成功事例は、そのビジネスの発想のきっかけや、障害を乗り越えて具体的にどのように克服して、今の成功があるのか、を聴き取ることはとても重要だと考えています。

 

・・・でも、それは その人(会社)だから上手くいったんじゃあない?(-_-;) という疑問もどこかで浮かんできちゃいますよね?

そして、なかなか芽が出てこない自分を悲しく思ったり・・・なんて 正直、心のどこかにあるのではないでしょうか?

 

自分はどうして起業したいか、という動機は、きっと、心の奥深くの価値観を自分自身の人生に活かしたいから、社会に向けて発信したいからだ、と私は思います。

 

その価値観を社会に対して発現させるためには、まず なんらかの、自分に課された課題をクリアしていかないといけない部分なんだと思います。

 

それを明らかにすることは、ちょっとした難題ですし、また、自分自身がクリアすべき課題は、厄介なことに、人、一人ひとり違うのではないか・・・と。

 

だから そこの部分(課題を克服するというポイント)は、いくら他者(他社)の成功事例を研究しても、答えはなかなか出てこないんじゃないかな、と思います。

 

また、注意しなければならいのは、他者(他社)の事例は、あくまで ”過去” のものなんですよね~(^_^;)。

 

 過去に上手くいった事例、は、将来も必ずしも上手くいくとは限りませんね。

 

だから、起業の成功に必要な要素は、

従来の成功モデル = ビジネスモデル、 セールス、 商品などの開発 、マーケティングなど

に加えて、

 

・努力して能力(リソース)を身に着けてクリアしていくべき、オリジナル?の課題の”発見”と”克服” 

そして、

・これから急速に変わりゆく世の中のニーズ(兆候)を自分の目や体で掴む ことも、

 

成功のポイントになってくるのだと思います(^^)/。

 

 つる性低木のブーゲンビレア

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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