会計初級の書⑨～自社で会計を行おう～

梅雨が明けてからバケツをひっくり返したような雨がここ最近、よく降りますね。帰宅途中にゲリラ豪雨に遭遇したら、注意して運転するか、運転をやめ近くの駐車場などに車を止めるなど身の安全の確保をしましょう！

「会計初級の書⑧」では、「会計初級の書⑦」で出題した例題の解答編について説明しました。

「会計初級の書⑨」では、これまで、貸借対照表や、損益計算書などの見方の説明をしてきましたので、今回は自社で会計を行うことによるメリットなどについて説明します。

●自社で会計を行うメリットは？

自社で会計を行うことにより、様々なメリットがあります。

すぐに現れるメリットの代表例として、下記のものがあります。

　お金の動きが明確なり、「いつ」、「何に」「いくら支払ったのか」なのかが分かりやすくなります。

　貸借対照表や損益計算書がタイムリーに見えることにより、現在の財政状態や経営成績が見たい時に見ることができます。それにより、先手を打って具体的な対策を打つことが可能となります。

ただし、会計でこれらのメリットを受ける前提として、「適時に」会計を行うことが必要になります。

古い会計情報では、誤った経営判断をしています場合もあります。せっかく、自社で会計を行うなら、タイムリーな財政状態や経営成績を見てタイムリーな経営を行ってください。

「会計」はこれから会社が成長していくうえで、将来目指すべき方向など指し示す「羅針盤」となります。

起業・創業したての経営者の皆様、是非「羅針盤」を駆使して、会社やお店を成長させていきましょう！

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公認会計士・税理士権田俊枝

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