会計初級の書⑰~利益の額とお金の増減額が一致しないのはなぜ?④~
先週の7日に始まったリオデジャネイロパラリンピックも今日を含め、後3日で閉会式になってしまいますね。
今日の9時の時点で、銀メダル8個、銅メダル11個とメダルラッシュですね。
日本人選手だけでなく、他の外国人選手も応援してより盛り上げていきましょう!
明日から3連休ですので、今日も張り切っていきましょう!
「会計初級の書⑯」では、利益の額とお金の増減額が一致しない理由の1つ、固定資産について説明しました。
固定資産では、「①固定資産は、購入した時に一括で費用にはならない」「②固定資産の購入方法」の2点の理由などで利益の額とお金の増減額が一致しない場合がありましたね。
利益の額とお金の増減額が一致しない理由とは少し離れますが、固定資産を購入する際には大きなお金が動きますので、今後の資金繰りや資金の調達について検討してから購入を考えてみてください。
「会計初級の書⑰」でも、利益の額とお金の増減額が一致しない理由について説明します。
●利益の額とお金の増減が一致しない理由は?⑤~前払費用~
火災保険を数年分支払ったり、店舗やオフィスの家賃などを前払で支払うことがあります。
しかし、その年に支払った金額が全て費用になるわけではありません。
支払った金額のうち、役務の提供(サービスなど)を受けている分について費用として損益計算書に計上されます。
費用になっていない部分は、翌期以降で役務の提供(サービス)を受けた部分が費用化されていきます。
そのため、利益の額とお金の増減額が一致しない場合もあります。
●利益の額とお金の増減が一致しない理由は?⑥~未収収益~
本来の事業でない部分(例えば、社宅を従業員に貸し付けているなど)で、役務の提供(サービス)を行っているが、その代金を回収できていない場合もあります。
役務の提供をした場合には、その事業年度の収益として、損益計算書の営業外収益に計上されます。
しかし、その収益を現金等で回収していないため、利益の額とお金の増減額が一致しないことになります。
次回の「会計初級の書⑱」では、利益の額とお金の増減額が一致しない理由「前受収益」「未払費用」について説明します。
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