創業の心得⑥~事業計画書を作ろう④~
レスリング選手の伊調馨選手に国民栄誉賞が授与されることが決まりましたね。オリンピック4連覇と世界的な偉業を成し遂げ私たちに大きな感動を与えてくれた伊調選手。これからもレスリング界に大きな影響を残してくれるに違いありませんね。
では、今日も張り切っていきましょう!
「創業の心得⑤」では、事業計画書の記載内容の1つである「具体的な事業内容」で何を書くのかについて説明しました。
この「具体的な事業内容」記載することにより、今後の事業活動の強みや弱み、何が必要なのかなどがハッキリ見てきます。「①事業の内容」「②事業の特色(セールスポイント)」「③販売計画」「④仕入計画」「⑤設備計画」「⑥従業員計画」をしっかり記載して、必要な創業準備等をしていきましょう!
「創業の心得⑥」では、「3.創業時の資金計画表」でどのようなことを記載するのかについて説明します。
●「3.創業時の資金計画表」はどのようなことを記載するの?
「創業時の資金計画表」とは、創業するにあたり、どれくらいの資金が必要なのか、どうやって資金を調達するのかをまとめた表です。
表には、大きく分けて下記の2点について記載します。
①創業等に必要な資金
ここでは、設備資金(店舗の改装費や機械装置や備品などの購入資金)や設備資金以外に創業までにかかる費用の資金、運転資金などについて記載します。
また、何をいくらで購入するのかといった内訳も記載します。
金額については、契約書や見積書などを見て記載します。
最後に、開業するにあたり必要な資金の合計額を記載します。
②資金の調達方法と金額
ここでは、自己資金、親族などからの借入金額、金融機関からの借入金額について記載します。
また、親族や金融機関から借り入れた場合、どこから、いくら借り入れたのか又、借り入れた場合その返済方法などの内訳も記載しておきます。
最後に、資金調達できる金額の合計額を記載します。
※「①開業等に必要な資金の合計額」と「②資金の調達方法と金額の合計額」は必ず一致させるように作成してください。「②資金の調達方法と金額の合計額」よりも、「①開業等に必要な資金の合計額」が大きければ、創業する際に資金不足に陥ってしまいます。
会社等を創業する際には大きな資金が必要になります。それらの資金の流れを把握するために、しっかり作成しましょう!
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