書いて感情を整理する「ABCDEワーク」

 起業にあたって、また、起業後でも、不安で複雑な感情を抱いてしまう時間も日頃多いのではないでしょうか?

 

そんな「不安な感情の整理」ができたらよいと思いませんか?

 

「書くこと」が苦手でなければ、シンプルで効き目のある、優れものツールがあります。

 

それが「ABCDEワークシート」です。

 

心理学者が開発した論理療法のようですが、すぐには、感情を変えることができないテーマについて、感情をじっくり整理するのに最適です。同じことを何度も考えるだけでも、結構エネルギーを浪費してしまうんですよね(^_^;)。

どよーんとした感情がわいたら、早くそこから脱出してみませんか?

 

一度「書いて」頭を整理し、スッキリしてしまうのはとても有効です。不安を外に出して頭をリセットし、さっさと次へと進むことにしましょう。

 

心深くに根付く感情

書く内容は、次の5つのステップ。一枚の紙に合計5つのワクをとります。

・1つ目=A(出来事)・・・マイナス感情が起きた実際の出来事(事実)を書きます

・2つ目=C(感情)・・・その時の気持ち、または行動を書く(感情の種類とその程度を0から100%で書き込みます)

・3つ目=B(思考)・・・どのようなつぶやきがあるか、感情を最大にして、余すことなく吐き出します。

・4つ目=D(反論)・・・Bの記入後、落ち着いてからBの反論を冷静にしていきます。冷静に考えると、非論理的な点はないか、を些細なことでもよいので反論材料を書き込みます。

・5つ目=E(効果)・・・Dの後の新しい考え方や行動を観察します。感情の変化があったらEに記入していきます。

 

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ここでは、具体的な記入例は出しませんが、

 

ポイントは 3つ目のマイナスの感情をしっかり吐き出すことと、4つ目の反論(冷静に考えれば、そうマイナスなことでもない、という考え方)をとらえることです。

 

さまざまなマイナスの感情を「エネルギーの浪費」と考えると、有限であるエネルギーはぜひ、大事に使いたいですよね(^^)/。

 

ぜひ、お試しあれ~。

 

 薄桃色の薔薇