「事務所通信」3&4月号は、再び”リーンキャンバス”
「カスタマージャーニー」の次は、再び“キャンバスワーク”
ということで、事務所通信3&4月号は、 ”リーンキャンバス” でした。
前々回及び前回号では、顧客が購入にいたるまでのプロセスについて
“旅”に見立てた「カスタマージャーニーマップ」を紹介していましたが、
「カスタマージャーニー」のワークショップを実際に社内で行ってみると、
今まで気づかなかった自社の強みや課題などを発見することができます。
発見された強みや課題は、そのままにせず、情報やアイデアを整理し、検証していきます。
その「検証ツール」が「リーンキャンバスマップ」です。
1枚のシートでアイデアや事業モデルを可視化できる「リーンキャンバス」を活用して、ワークショップで鍛えた柔らかアタマの中を整理していきましょう。
ちなみに、“リーン”とは、ムダなく効率的な、という意味で、 “筋肉質で引き締まった” という意味もあります。
「リーンキャンバスマップ」の特徴・メリットは、
「リーンキャンバス」は、9つのユニットから構成され、
・顧客セグメント
・課題
・独自の価値提案
・ソリューション
・チャネル
・収益の流れ
・コスト構造
・主要目標
・圧倒的優位性
の9つを
2つの視点(自社の製品やサービス視点、顧客視点)から検討するしくみになっています。
活用するメリットとしては、
①アイデアや事業モデルを瞬時に伝えることができる
②短時間で出来上がる
③グループや仲間でシェアしやすい ・・・など。
数十ページにおよぶ事業計画書とは異なり、つくるのはワンシート(1ページ)だけなので、短時間で作成でき、同時に、修正もカンタンにできます。
そして、地図状に展開するので、他者と共有しやすく、フィードバックも効率的に反映することが可能です。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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