事務所通信(3&4月号)は「タスク分解」について書きました♫

3月も半分が過ぎました。

発行しているオリジナル事務所通信は、2月中旬までには3&4月号の制作を終え、その後も確定申告の業務は、今年は順調に進みました(^^)/。

 

これも、GTDのおかげですね!!

 

前回の1&2月号では、行動を変えて、自分の生産性をアップさせる手法(GTD)を紹介しました。

3&4月号は、その続編として、 “プロジェクト管理” のカテゴリーに着目しています。

 

 

まずは、「プロジェクト」の定義から。

 

「プロジェクト」と聞くと、なにか目標を達成するための計画や開発・・・のような、ちょっと難しそうな取り組みをイメージしがちです。

でも、ここでは、ごく単純に「ふたつ以上の行動(タスク)を伴う目標」とシンプルに考えます。

 

つまり、「行動を起こすもの」を“ひとつ上の視点から見渡すため”に「プロジェクト」という概念を用いています。

  • タスク・・・ひとつの行動で完了できること(目標)
  • プロジェクト・・・ふたつ以上のタスクが必要なもの(目標)

 

 

次の「プロジェクト」の例を挙げています。

 

 

たとえば・・・

 

・来期数値目標の作成   ・資格証明書の更新   ・スタッフとのミーティング

・自宅のベランダの整理  ・3か月後のセミナー開催準備  ・ペルソナの明確化

・顧客管理システムについて勉強する  ・スタッフ採用方針とその手続きを決める

・リビングにある家電を買い替える  ・あるテーマについて図書館で調べる ・・・etc 

 

 

 これらは、いわば “小さな行動の集合体” 。だから、プロジェクトは「実行」するのではなく小さな行動を重ねるだけとアレン氏はいいます。

 

 次は、「具体的な行動」に移します。

 

 各プロジェクトについて、「望む結果」を明確にしたら、次の小さな一歩を踏み出す、具体的な行動を決めて取り掛かります。“目に見える物理的な行為”であることがポイントです。

 

通信では、具体性のある、動詞の例を挙げています。

 ・書く(描く) ・調べる ・尋ねる ・視聴する ・始める ・連絡する 

など、ですね。。

 

・・・ちなみに、

 

・努める ・検討する ・把握する ・様子を見る ・体制をはかる ・目指す ・対応する 等は、NG動詞です。これらは直接、行動を伴わない動詞です。

皆さん、気をつけましょう~。

 

 

イメージでは、プロジェクトは以下のような流れのように、行動ベースで「タスク」に分解していきます。

このような流れは「水平的な視点」と呼んでいます。

 

 

通信では、ごく基本的なプロジェクトを例に、タスクに分解する方法を挙げています。

プロジェクトのゴールを設定し、それに向かってやることを1項目ずつフセンに書き出します

各項目に所要時間も記入します。ここでは、自分の作業だけでなく、他者に依頼する作業時間も含めることがポイントです。

 

 

 そのほか、 ”じぶん締切” の考え方も紹介しています。

 

 

たとえば、今日やる予定のタスクに所要時間を割り振って合計してみて、

1日の勤務時間が8時間の場合、所要時間の合計が8時間以上であれば、残業になってしまう可能性が高い、ということ。

 

その場合、仕事のやり方をもっと効率化する、他の人にお願いする、別の日にやれること 等の対策を考えてみます。

 

一般に、所要時間は、自分で考えた時間の1.5倍を確保するのがポイントだと教えてもらいました。

 

 

 ・・・次の5&6月号のテーマは、プロジェクト管理の「垂直的な視点」について書こうと思っています。

 

個人的には、これが、最もGTDの醍醐味を感じる部分だと考えています^^。

 

 

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