事務所通信5&6月号『GTD』の【高度】概念から 今、わかること。
ゴールデンウィーク明けの翌週に、オリジナル事務所通信5&6月号をリリースしました♪
今回 第51号も【総集編】のテーマを継続し、平成30年1&2~5&6月号で特集した『GTD』 のレビュー編をお送りしました。
『GTD』とは、 “Getting Things Done”(モノゴトをやり遂げる) の略で、時間管理術の一つですが、
自分を取り巻く情報の交通整理を行い、リラックスしながら楽しく生産性を上げる手法です。
もちろん、『GTD』は、日常行動の生産性アップだけでなく、人生や仕事を鳥観図的な視点で眺めて長期的な成功をつかむ仕組みも持っています。
何より『GTD』のだいご味は、【高度】というコンセプトを提案していることですね。
それは・・・
ⅰ.高度0m → 「次に取るべき行動」 <<着地している日常の行動レベル>>
ⅱ.高度1000m → 「プロジェクト」 <<複数の行動が必要な,小さな目標>>
ⅲ.高度2000m → 「注意を向ける分野や責任を負う分野」<<維持する責任や関心>>
ⅳ.高度3000m → 「目標とゴール」 <<1年以上かかるプロジェクトなど>>
ⅴ.高度4000m → 「構想(ビジョン)」 <<長期的な成功のイメージ>>
ⅵ.高度5000m → 「目的と価値観」 <<存在意義や究極の目標>>
という【高度】概念でした。
こんなコトいってる 私も、高度4000m 以上は、じつは さっぱりなのです☆☆☆(*´з`)
しかし、こんなコロナ禍では、人間が生命を維持するためには、
即座に 高度3000m以下に 集中フォーカスする必要があります。
提唱者のジェームズ・アレン氏も、著書のなかで、
現在、なんらかの危機的な状況にあるときは、すべてのエネルギーをもっと低いレベルに集中させて、
まずは危機から脱することも大事だとも述べています。
アフターコロナ期に入ってようやく、
ⅳ.高度3000m → 「目標とゴール」
レベルに視野や意識が向くのではないでしょうか?
高度4000~5000m を 日常的に夢想できることは、自分たちがいかに平和な時代に生きているかが自覚できます。
同時に、高度1000~2000mの範囲しか強制的に考えられない状況が続くと、次第に 心の元気も失っていくような気もしてしまうのは私だけでしょうか・・・?