”社長は誰でも起業家!”
オリジナルの事務所通信の3&4月号ができましたので、先日28日に送付させていただきました。
ことしは、巻頭のページは「社長の視点」というテーマで、短いコメントを入れています。
そして、今回号は、大胆!にも『社長は誰でも起業家』ということば、を入れさせていただきました。
いまは、商品やサービスのライフサイクル(寿命)が極端に短くなり、 「一度手にした職業やビジネスで一生を過ごせない」時代を迎えているといわれています。
この点、海洋温度差発電の発明者である 上原春夫氏は、著書のなかで、 「並行進行の原理」を、成長のための重要な要素だといっています。
すなわち、今や単品思考や単線思考では、企業は必ず衰退の一途をたどってしまう・・・
異なる分野で、しかも既存の自社のリソース(技術やノウハウなど)を応用しながら、すでにある事業を行いつつ、”並列的”に、第2、第3の新事業を育てていかなくてはならない、ということ。
現在成功しているビジネスも、絶えずリニューアルしたり、新たな商品をリリースしたり・・・と変容や創出が求められている。
だから、創業者であっても後継者であっても、一生に、数回は、“起業”しなくてはいけない、ということ。経営者の誰もが、起業家精神(アントレプレナーシップ)を持つことが、成功のポイントかもしれません。
「そんなこと 分かっているけど、難しい・・・。」 大半の経営者がそう話すのですが、もちろん、かんたんにできることではありません。
探求心(を継続していくこと)、アイデアの発見、アイデアを育てる環境、時間の確保、財務状況、自分(経営者自身)と社員の育成・・・など、やることは山積、です。
できない言い訳は、いくらでも出てくるけど、”そこを何とか、やってみよう、何がチャレンジできることか?”を絶えず、自分に問いかける胆力と行動力が必要なのでしょうね・・・
起業家精神って、ある意味、一種の、ガマンくらべと行動量の集積みたいなものですね。。。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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